1919年5月のある朝、ロンドン。画家フィリップ・エズデイルは、チェルシーのアトリエで友人たちに朝食をふるまっている。突然、すぐ近くに飛行機が墜落し、ひとつのパラシュートにつかまったふたりの飛行士が屋根の上に落ちてくる。ひとりは死んでいたが、もうひとり、画家の戦友チャミー・スミスは生きていた。屋根の上には、発砲された跡のある拳銃も見つかる。
友人たちは警察を呼ぶかわりに、この件を秘密にして、自分たちで真相を探ることにする。調査は招待客のひとりによって語られる。
心をつかむ筋立てと皮肉のきいた語り口で、学習中の言語でも楽しく読める。



















