ある朝、シャーロック・ホームズは、バールストン館のダグラスという人物に危険が迫っていると告げる暗号文を解読する。だが遅すぎた。館で男が銃で撃たれたというのだ。堀に囲まれ、跳ね橋を渡らなければ入れない古い屋敷だ。ワトスン博士とともに、ホームズは誰にも意味のわからない細部に目をとめる。屋敷にあった二つの亜鈴のうち、ひとつが消えていたのだ。
犯罪の陰には、ホームズの最大の宿敵モリアーティ教授の影と、遠いアメリカの鉱山の谷から来た過去がひそんでいる。
サスペンスと急展開に満ちた事件は、学習中の言語でもすらすら読める。



















